昔はトッティ、デル・ピエロらスタメンを迷うほど豪華だったのに…… デ・ゼルビも嘆くイタリアの弱体化「誰を選ぼうか決められない時代はもう終わった」

2006W杯を制したイタリア代表 photo/Getty Images

タレント力は明らかに低下している

今月8日に行われた2026ワールドカップ欧州予選でノルウェー代表に0-3で敗れ、代表監督ルチアーノ・スパレッティが解任されることになったイタリア代表。

ワールドカップ出場へ早くも嫌な空気が漂っているが、現在のアズーリを批判したのがマルセイユを指揮するイタリア人指揮官ロベルト・デ・ゼルビだ。

デ・ゼルビはポッドキャスト『Supernova』にて、今のイタリアサッカー界にはワールドクラスと呼べる選手がいないとの見方を示している。

「トッティ、デル・ピエロ、インザーギ、モンテッラ、ヴィエリなど、誰を選ぼうか決められない時代はもう終わったんだ。今はフランス代表やスペイン代表がそういった状況にあるが、イタリアは違う。力強い選手はいるが、最高クラスには達していない。今は才能ある選手を見つけるのが難しいね」

トッティやインザーギ、デル・ピエロといった選手たちは2000年代前半のアズーリを支えた名手たちであり、2006年にはワールドカップ・ドイツ大会を制している。

確かに当時は前線にアルベルト・ジラルディーノやルカ・トーニまでおり、誰をスタメンに入れるべきか迷う贅沢な悩みがあった。タレント力の低下は明らかであり、何とも寂しい状況にある。

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