マレスカが“連れてきた”26歳MFはチェルシーで定位置を掴めるのか ここまでのプレミア出場はわずか43分……

カラバオカップではスタメンフル出場したデューズバリー・ホール photo/Getty Images

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スター選手揃いの中盤

今夏レスターからチェルシーへ移籍したMFキアナン・デューズバリー・ホール(26)。

レスター時代の指揮官エンツォ・マレスカがチェルシーの新指揮官に決まり、同監督がデューズバリー・ホールを強く望んでいたことが移籍の決断理由になったと選手自身も語っていたが、ここまではポジション争いに苦戦している印象が強い。

ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の2試合、カラバオカップの1試合ではスタメンフル出場を飾っている同選手だが、プレミアリーグでの出場は3試合で、プレイ時間も43分となっている。現在ではカップ戦要員という立場になっているが、英『The Athletic』は「チェルシーの忙しいミッドウィークは、キアナン・デューズバリー・ホールにとって絶好の機会である」と綴っている。
格下との対戦もあるECLやカラバオカップは同選手にとって調子を上げる絶好の機会になると同メディアは考えており、カップ戦で結果を残すことがリーグ戦での定位置確保に繋がると伝えている。

水曜日に行われたカラバオカップ3回戦のバロー戦(5-0)はリーグ戦からスタメン全員を入れ替えて挑んだマレスカ・チェルシー。このメンバーを様々なメディアはチェルシーの「Bチーム」と呼んだが、ハットトリックをしたエンクンクらを中心にプレミアリーグでのレギュラー奪取を狙う選手たちはこの機会で自らの真価を示した。

各ポジションに数人の才能ある選手を揃える今のチェルシーで定位置を掴むことは簡単ではない。中盤のデューズバリー・ホールはカイセド、エンソ・フェルナンデス、そして現在は怪我で離脱しているロメオ・ラヴィアといった選手らとポジションを争う必要があり、ライバルは強力だ。

しかし、昨シーズン、チャンピオンシップ44試合で12ゴール14アシストを記録したデューズバリー・ホールのポテンシャルは確かで、マレスカのサッカーをよく知る1人でもあることを考えると、チャンスは回ってくるだろう。ここまではプレミアリーグでの出場時間を確保できず、「Bチーム」と考えられているが、デューズバリー・ホールは回ってきたチャンスを掴み、マレスカ・チェルシーで定位置を確保できるか、注目だ。


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