レアルのベリンガムを警戒するグアルディオラ CLラウンド8でマンCとレアルが激突

シティを指揮するグアルディオラ photo/Getty Images

注目を集める新旧王者対決

チャンピオンズリーグラウンド8の抽選会が行われ、マンチェスター・シティとレアル・マドリードが3年連続CLの舞台で対戦することが決定した。これまでのペップ・グアルディオラ率いるマンCとレアルの対戦成績は計6試合で4勝1分け1敗とマンCに分がある結果となっている。とはいえ、レアルが優勝を果たした2022年大会では2試合トータルで6-5とマンCが苦渋を嘗めさせられる結果となった。今回の対戦は昨年と異なり、マンCがディフェンディングチャンピオンとして対戦する。それでもペップは大会最多優勝回数を誇るレアルを「CLの王者」と称え、対戦に万全を期すことを抽選決定直後のインタビューで語った。英『THE Sun』が伝えている。

「マドリードにとって、ラウンド8進出は特別なことではない。しかし、ここ数年の我々も非常に安定している。このようなラウンドに進出すると、世界の強豪と対戦することになる」

「(ホームでセカンドレグを戦う利点を問われて)引き分けが簡単だったとか、そうでないとか言われるのは、相手を過小評価しているからだ。引き分け狙いをコントロール出来るような相手ではないことは明らかだ」
また、これまでの対戦と大きく異なる点としてレアルの新たなスター、ジュード・ベリンガムの存在を挙げ、ベリンガムを止める方法について、大きな頭痛の種に直面していることを認めている。

「(レアルは)昨シーズンとは違うチームだ。ベリンガムの影響力は明らかで、彼のプレイを研究し、それをコントロールするよう努めなければならない」

ファーストレグは、現地時間4月9日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、セカンドレグは現地時間4月17日にエティハド・スタジアムで行われる。この21-22年シーズンチャンピオンと22-23年シーズンチャンピオン激突の注目ポイントは名将ペップによるベリンガム対策となるだろう。

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