J・フェリックスは今季もプレミアへローンか 居場所を探すポルトガルの至宝

去就が不透明なJ・フェリックス photo/Getty Images

アトレティコ復帰も、シメオネの構想外か

ポルトガルの至宝といわれ、2019年にはゴールデンボーイ賞を獲得したジョアン・フェリックス。将来のバロンドールの候補の1人として注目を集めたが、現在はキャリアに苦しんでいる。

2019年にアトレティコ・マドリードに加入したが、指揮官のディエゴ・シメオネ監督との確執も噂されており、今季もアトレティコに居場所がない可能性が浮上している。

昨シーズンは途中からチェルシーにレンタル移籍をしていたが、マウリシオ・ポチェッティーノ新監督の構想外にあるとして、J・フェリックスは今夏にアトレティコに戻っている。PSGが同選手の獲得に動いているという噂もあったが、アトレティコは8500万ポンド(約154億円)相当の金額を同選手の完全移籍に求めており、撤退したと英『Daily Mail』は報じている。
また、アトレティコはJ・フェリックスを獲得した際の1億1300万ポンド(約205億円)の回収をしたいと考えており、完全移籍ではなくレンタルでの移籍にこだわっているという。

現在も今シーズンの去就が不透明なJ・フェリックスだが、同メディアによると、マンチェスター・ユナイテッドやニューカッスル、アストン・ヴィラが同選手のレンタル移籍に興味を示しているという。J・フェリックスもプレミアリーグへの復帰に興味を持っているようだ。

自身がつけていた7番を今シーズンはアントワーヌ・グリーズマンが着用することが決まっており、このことからもJ・フェリックスのアトレティコでの居場所はない可能性が高い。

23歳のポルトガルの至宝は、今シーズンどのチームでプレイすることになるだろうか。

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