今季は怪我続きで出場時間“161分”のみ チームメイトより早く稼働するポグバが目指す復活劇

今季は怪我に悩まされたポグバ photo/Getty Images

コンディションさえ整えば活躍できる

怪我の問題とはいえ、昨夏マンチェスター・ユナイテッドからユヴェントスへ復帰したMFポール・ポグバは今季のワースト新戦力と言ってもいいだろう。

序盤から怪我続きだったポグバは、今季全コンペティション合わせて161分間しかピッチに立っていない。ユヴェントスにとっては昨夏の目玉補強だっただけに、ここまでプレイタイムが少ないものになるとは計算外だっただろう。

勝負は来季だ。ユヴェントスはポグバと2026年まで契約を結んでおり、来季こそは主力になってもらう必要がある。
ポグバも強い思いがあるのか、伊『Corriere dello Sport』はポグバが他のチームメイトよりも10日ほど早くトレーニングを再開する予定と伝えている。早い段階からコンディションを上げ、新シーズンの開幕に合わせていく考えか。

直近5年を振り返っても、ポグバが怪我なくシーズンを駆け抜けられたのは2018-19シーズンくらいだ。このシーズンは合計4008分間プレイし、プレミアリーグでも13ゴール9アシストと好成績を残している。

しかし続く2019-20シーズンは足首の怪我で長期離脱し、1608分のプレイタイムで終了。2020-21シーズンは2862分まで伸びたが、それでも筋肉系の故障はあった。

2021-22シーズンもそれは続き、1782分しかプレイできていない。能力は高いだけに、なかなかコンディションが整わないのは残念だ。

今夏のプレシーズンでどこまで状態を上げられるのか。このまま終わるわけにはいかないだろう。

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