“家庭の事情”がサネのパフォーマンスに影響? ミュンヘン、ロンドン、マンチェスターを行き来する多忙な日々

難しい状況に直面しているサネ photo/Getty Images

家族との物理的な距離が遠くなってしまった

仕事に全力を注ぐためには私生活を充実させることも重要だ。家庭を持っている人であれば、家族とも上手く付き合っていかなければならないだろう。これに苦労している様子なのが、バイエルン・ミュンヘンの27歳FWレロイ・サネだ。

2020年7月にマンチェスター・シティからバイエルンへと移籍し、初年度から主力の一人として活躍しているサネ。2年連続でバイエルンのリーグ制覇に貢献しており、今季もタイトル獲得に向け戦っている最中だ。

しかし独『Bild』によると、ここ数週間サネはミュンヘン、ロンドン、マンチェスターを行き来するというハードな生活を送っている。彼のパートナーでありアメリカ人モデルのキャンディス・ブルックさんがミュンヘンでの生活に別れを告げたことが背景にあるようで、現在彼女は二人の子供と共にロンドンとマンチェスターで暮らしているという。
そのため、今回のインターナショナルマッチ・ウィークでドイツ代表に招集されなかったサネは、クラブの許可を得てトレーニングを欠席し、イングランドで家族との時間を過ごしていたようだ。

2023年に入ってからのサネは公式戦13試合に出場して3ゴール1アシストといまいち調子が上がっていない。同メディアは愛する人がミュンヘンにいない寂しさがパフォーマンスに影響しているのではないかと指摘しているが、移動による身体的な疲れも少なからず溜まっていそうだ。

もしサネが家族を優先すると言うのであれば、最悪イングランドのクラブへの移籍にまで発展しそうな話だが、まずは今季を戦い抜くことに集中してほしいところ。この問題に上手く折り合いをつけ、パフォーマンスを上げていくことができるか。

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