リヴァプール若手2人が台頭も中盤の補強は確実か 「夏の移籍市場で様子見することは出来ない」

バイチェティッチは今季、頭角を現した photo/Getty Images

中盤の問題が指摘されているリヴァプール

リヴァプールは近年、中盤の人手不足が懸念されていたが、ハーヴェイ・エリオット、ステファン・バイチェティッチの若手2名の台頭により、中盤の人手不足は改善傾向にある。

現在19歳のエリオットは、7-0と歴史的勝利を収めたマンチェスター・ユナイテッド戦で、今季最高のパフォーマンスを見せた。同選手の活躍についてクロップ監督も信頼を強調していた。

さらに現在18歳のバイチェティッチも、プレシーズンでトップチームに参加すると、プレミアリーグ第4節のボーンマス戦で途中出場し、トップチームデビューを果たした。 そこから出場機会を増やし、1月には契約延長も果たした。この若手たちは今後、リヴァプールの中盤の軸になっていくことが期待されている。

しかしクロップ監督は、エリオット、バイチェティッチの台頭に関わらず、夏の移籍市場で中盤の補強を行うようだ。英メディア『Daily Mail』が報じた。

「自分たちに何が必要なのか、よく分かっている。それは変わらなかった。9月から10月にかけて計画を始めたとき、バイチェティッチが必ずしもこのすべての話し合いに関わっていたとは言わないが、今は関係している。そうでなかったら、クレイジーだ」

「バイチェティッチはトッププレイヤーであり、我々が守備を改善しなければならないときに、彼の守備面での貢献がチームにとっての助けとなった。彼は本当に賢い選手で、視野が広く、テクニックがある。しかし、それは移籍計画とは関係ない」

「我々は選手が必要だ。もちろん来シーズンに向けて、彼らを頼りにしている。それはいいことだし、彼らから生まれるものはたくさんある。それはとても助かるし、重要なことだが、だからといって、夏に様子見することは出来ない」

ドルトムント所属のイングランド代表MFジュード・ベリンガムが依然としてトップターゲットと言われているリヴァプール。チェルシー所属のメイソン・マウント、ウォルバーハンプトン所属のマテウス・ヌネスなど数々の選手が候補に挙がっているが、果たしてどの選手を獲得することになるのだろうか。リヴァプールの夏の補強に注目が集まる。

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