ムドリクに続け チェルシーにやってきた仕掛け屋・マドゥエケはイングランド代表でサカとポジションを争えるか

PSVで結果を出してきたマドゥエケ photo/Getty Images

アーセナルのサカは1つの目指すモデルか

一足早く21日のリヴァプール戦でデビューしたチェルシーFWミハイロ・ムドリクに続けるだろうか。今後のチェルシーでムドリクが左のウイングを担当するならば、右ウイングの候補者となるのが今冬PSVから獲得したU-21イングランド代表FWノニ・マドゥエケだ。

ムドリクも前述のリヴァプール戦で得意のドリブルを披露していたが、マドゥエケもドリブルが武器だ。右ウイングを主戦場とするレフティーアタッカーということもあり、かつてチェルシーでもプレイした元オランダ代表FWアリエン・ロッベンとの比較もある。

クラブ公式によると、マドゥエケもチェルシーでのプロジェクトに燃えている。今季は国内リーグで10位と苦戦しているが、昨夏から今冬にかけての積極補強が来季へどう繋がるのか楽しみでもある。
「世界最高のクラブの1つであるチェルシーと契約できたのは喜びだよ。プレミアリーグへ戻ってプレイするのは僕の夢だったし、スタートが待ち切れない。オーナーの未来へのビジョン、このような最高クラスのクラブで戦えることに興奮している」

マドゥエケの場合はイングランドA代表へのチャレンジもある。近年は他国のリーグで活躍してからプレミアリーグへ戻ってくるイングランド人選手も増えてきたが、マドゥエケもその1人だ。クリスタル・パレス、トッテナムのアカデミーを経てオランダ・PSVへ渡り、そこでプロとしてデビューした。

エールディヴィジでのアピールは十分だ。2026年のワールドカップへ向けてチェルシーでアピールしていきたいところで、アーセナルで活躍するイングランド代表FWブカヨ・サカと競える選手になれば面白い。

左のムドリク、右のマドゥエケが機能すれば面白いが、2人のウイングはチェルシー新時代をリードする存在となっていくか。

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