過去3シーズンの合計得点数に“たった16試合”で並んだ 突如覚醒したニューカッスルの左足

ニューカッスルを引っ張るアルミロン photo/Getty Images

決してゴールを量産するタイプではなかったが……

FIFAワールドカップ・カタール大会による中断期間を挟んでも、突如目覚めたパラグアイのアタッカーは止まらない。

プレミアリーグ再開後初戦となった26日のレスター・シティ戦でさっそく得点を決めてきたのは、ニューカッスルで今季絶好調のFWミゲル・アルミロンだ。

アルミロンの活躍は今季のプレミアリーグでも最大のサプライズと言っていいかもしれない。レスター戦のゴールで今季リーグ戦得点数は9点目となったが、これはアルミロンにとってニューカッスルでの過去3シーズンを合わせた数字とまったく同じだ。
2019-20シーズンは4ゴール、2020-21シーズンも4ゴール、そして昨季は1ゴールと、お世辞にもゴールを量産するタイプのアタッカーとは言えなかった。それが今季は16試合目で9ゴールに乗せることになり、突然覚醒した印象だ。

パラグアイ代表でも47試合こなしているが、代表通算得点数は6点だ。代表とニューカッスルではコンペティションの内容が異なるものの、プレミアリーグでいきなり得点を奪えるアタッカーへ変貌したのは興味深い。

ニューカッスルは今後実現するかもしれない大型補強の方に話題が集中しがちだが、中盤起用が当たったジョエリントンなど既存戦力の活かし方が上手い。それが今季の好調に繋がっており、アルミロンはその代表例だ。プレミア二桁得点は達成確実であり、予想を超える大ブレイクだ。

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