パス成功数は驚異の“97%”を記録 圧倒的な精度を誇るクロースは今季も欧州王者を司る

クロースのパスからチャンスを作る photo/Getty Images

セビージャに3-1と勝利する

レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラ第11節でセビージャと対戦。今季開幕から10戦無敗を突き進む王者は、今節も盤石な強さを見せて3-1で勝利している。この試合で司令塔として高い存在感を発揮した男がトニ・クロースだ。

この試合でも中盤の一角としてオーレリアン・チュアメニ、ルカ・モドリッチとともに先発出場したクロース。運動量豊富に動きまわり、攻守両面にて自身の持ち味を見せた男は、パスで圧倒的な違いを見せつける。

その精度の高さは数字が物語っており、データサイト『SofaScore』によれば、今節のクロースは99本のパスを出しながら96本のパスを成功させている。成功率は驚異の「97%」を記録。さらにロングボールの供給数も5本で、成功数が「5」とすべて通している。クロースの正確性がレアルの強さを表しているといっても過言ではないのだ。
2014年にバイエルンから加入したドイツの司令塔は、長らくレアルの中盤を支えている。今季のパス成功率は「95%」という高いシーズンデータを残しており、年間を通して中盤として圧倒的な存在感を放っているのだ。2021年にはドイツ代表を引退し、レアル一本に絞った32歳はいまだに欧州全土でトップクラスの輝きを披露している。

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