仙台が最後まで得点奪えず秋田とスコアレスドロー J1参入POへ勝利必須もGK田中雄大の壁を破れず

仙台が秋田とスコアレスドロー(写真はイメージ) photo/Getty Images

最後の1枠をつかみ取れず

J2第42節でブラウブリッツ秋田とベガルタ仙台が対戦。徳島が敗れるという他会場次第ではあるものの、勝利でJ1参入プレイオフ進出の可能性を残す仙台とロアッソ熊本やファジアーノ岡山を下すなど4連勝中と絶好調の秋田による東北ダービーの最終戦となった。

仙台は[3-5-2]のシステムで中盤にはレアンドロ・デサバト、中島元彦と前節後半アディショナルタイムに決勝ゴールのフォギーニョが入り、中山仁斗と富樫敬真が2トップとなった。対する秋田は[4-4-2]のシステムで齊藤恵太と青木翔大の2トップを組み、中盤には今季限りで契約満了となる江口直生が先発となった。

前半から一進一退の攻防が続いた東北ダービーは、仙台が猛攻を続ける。秋田も堅守で耐え抜き、前半はスコアレスで折り返す。後半も仙台が秋田ゴールを脅かす。70分には途中出場のフェリペ・カルドーゾが自ら突破して決定機を作る。さらに73分にも左サイドから相手守備のミスを拾った中山がシュート、GKからのこぼれ球を富樫が狙うものの、どちらもGK田中雄大が好セーブを見せる。
85分にも仙台に決定機。遠藤康のクロスボールがそのまま秋田ゴールの枠を捉えるものの、これもGK田中が好守で凌ぐ。87分には中島がミドルシュートも田中がセービング。試合はこのままスコアレスドローで終了し、仙台は最後まで守護神の壁を破ることができず。他会場で徳島ヴォルティスが敗れたものの、勝利した山形がプレイオフ進出となり、仙台はプレイオフ進出を逃した。

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