約3カ月ぶりのゴールに、リーグ戦初アシストも記録 首位浮上の原動力となった仲川輝人の働きぶり

1ゴール1アシストでチームを勝利に導いた仲川輝人 photo/Getty images

2得点に関与することに

明治安田生命J1リーグ第16節ジュビロ磐田対横浜F・マリノスの一戦は0-2でアウェイチームの勝利となった。これでF・マリノスは前節に続いて白星を獲得。上位の鹿島アントラーズ、川崎フロンターレが揃って負けたため、勝ち点31ポイントで首位に浮上した。

そんなF・マリノスを勝たせるために奮闘したのが、この試合1ゴール1アシストの仲川輝人である。

2022年シーズンの開幕戦であるセレッソ大阪戦からいきなりゴールを決めた仲川。9節川崎戦でも2ゴールとたった2試合で昨季の得点数を更新したのだが、そこからはゴールがなく停滞。磐田戦のゴールは実に約3カ月ぶりの得点となった。

そのゴールで勢いに乗ったのか、8分後左サイドでボールを受けた仲川はゴール前にクロスを供給。レオ・セアラがヘディングでゴールネットを揺らして2点に関与し、ベンチに下がっている。MOM級の活躍であり、チームを勝たせる存在になった。

しかし、ゴール以外では少し改善が必要か。ボールを受けた際の判断は迷いがあるように見受けられるシーンが多く、フィニッシュまで持っていけないことが多い。特に左サイドにポジションを取る際は中央へのカットインは相手DFに切られている場合が多く、選択肢が少ない。右サイドであれば縦へのスピードを生かしたプレイも得意としており、幅が広がるか。

約3カ月の間ゴールから離れていたが、磐田戦では1ゴール1アシストと2得点に関与した仲川。これで勢いに乗ることになればF・マリノスはさらに強力な攻撃陣の完成となる。

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