プレミアのドリブルキングはBIG6でプレイできる? 欧州で最も多い105回の突破を成功させる快足FW

ニューカッスルでプレイするアラン・サン・マクシマン photo/Getty images

24歳と若い選手だ

莫大な放映権料がクラブに入ることもあって選手の獲得や名将の引き抜きが目立つプレミアリーグ。その影響もあってか近年は欧州のコンペティションでプレミアのクラブが結果を残している。

それに引っ張られてか中堅や下位のクラブも力をつけている。昨季のレスターや今季のウェストハムがそうであり、いわゆるBIG6と呼ばれるプレミアの上位クラブで戦えるレベルにある選手が中堅や下位クラブに埋もれている。

ニューカッスルでプレイするアラン・サン・マクシマンはまさにそういった選手だ。少し前までは降格圏内にいたクラブの選手だが、彼のドリブルは強力であり、成功数は105回となっている。プレミアリーグでは最多の数字であり、欧州5大リーグに範囲を広げてもサン・マクシマンの数字を上回る選手はいない。

英『Football 365』ではBIG6以外の14クラブからBIG6でプレイできる能力のある選手をリストアップしており、アストン・ヴィラのジョン・マッギン、ブライトンのイヴ・ビスマらと共にサン・マクシマンの名前も挙げられている。実際にこのドリブラーには以前チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドが関心を寄せていたとの噂もあり、ステップアップは現実的な話だといえる。

ドリブル以外にも5ゴール3アシストの数字も魅力的か。今のニューカッスルは冬の補強で安定したチームになっているが、以前はサン・マクシマンが前線で孤立する場面が目立った。それでも計8ゴールに関与する個の力を持っており、狙われる存在になるだろう。

24歳とまだ若いサン・マクシマン。ニューカッスルが簡単に手放すとは思わないが、選手本人がステップアップしたい意思を示せば、ビッグクラブは喜んで彼の移籍金を支払うだろう(データは『SofaScore』より)。

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