アザールはもう全盛期の状態に戻らないのか レアル7番は未だに目覚めず

レアル移籍後は輝けていないアザール photo/Getty Images

今季も目立った結果は出ていない

今季のレアル・マドリードは序盤からまずまず好調だが、その波に背番号7は絡めていない。

今後の状況が気にかかるのは、FWエデン・アザールだ。

今季こそはカリム・ベンゼマとのコンビネーションを披露してほしいところだったが、まだコンディションは万全ではない。ここまですべてのコンペティションを合わせても408分間のプレイに留まっており、0得点1アシストだ。
しかも今季はヴィニシウス・ジュニオールが急激に伸びている。その影響もあってか、アザール待望論があまり聞こえてこないのだ。今や左サイドの1番手はヴィニシウスで、アザールが割って入るのは簡単ではない。

来夏にはパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ獲得の噂もあり、実現すればアザールの立場はかなり厳しくなる。

まだ30歳と衰える年齢ではないはずだが、レアル移籍以降は激太り報道や相次ぐ怪我などコンディションがなかなか安定しない。本来の調子を取り戻せればレアルのエースになることも不可能ではないはずだが、チェルシー時代のアザールは戻ってこないのか。ベルギー代表の方でも元気がなく、ベルギー黄金世代の終焉を感じさせる日々となっている。

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