外国人選手ともしっかりコミュニケーション
フローニンヘンに所属する19歳のMF堂安律は、今節のトゥエンテ戦でも華麗なドリブルからネットを揺らし、今季リーグ戦6得点目を記録した。あのドリブルからも分かるように、堂安は非常に能力の高い選手だ。オランダで活躍できるのも頷ける。
しかし、それだけが活躍できている理由ではない。地元メディア『fcgfans』によると、チームメイトとコミュニケーションが取れていることも大きいようだ。指揮官のエルネスト・ファベルも、「彼は良いプレイをするだけでなく、コミュニケーションを取ることができる。英語もますます良くなっていて、これはチームメイトとの関係においてメリットがある」と語っている。
どれほど優れた能力を持っていたとしても、サッカーはチームスポーツだ。味方と呼吸を合わせることができなければ活躍するのは難しい。堂安が明るい性格をしていることも海外で上手くやれている理由なのだろうが、以前から積極的に語学の勉強をするなど海外挑戦を見据えて動いていた。その成果も出てきているのだろう。
ファベルはもっと多くのゴールを決めることができると堂安に期待をかけており、和製メッシは新参者からクラブのキープレイヤーに変化し始めている。