「イングランド人選手はダイブをマスターした」 ヴェンゲルが嘆くずる賢さ

アーセナルを率いるヴェンゲル photo/Getty Images

プレミアの舞台でダイブが横行

サッカーの世界にはマリーシアという言葉もあるが、時に審判の目を欺こうと巧妙な演技をする選手たちがいる。こうした選手は南米に多かったのだが、アーセナルを指揮するアーセン・ヴェンゲルは近年イングランド人選手がよくダイブするようになったと感じているようだ。

プレミアリーグでは前節のリヴァプール対トッテナムの一戦で、トッテナムFWハリー・ケインとエリック・ラメラがPKを獲得したシーンがダイブではないかと議論されており、MFデル・アリに至っては主審からしっかりとダイブと判定されてイエローカードを受けている。

英『Daily Mirror』はクリスタル・パレスFWウィルフリード・ザハ、マンチェスター・シティFWラヒーム・スターリングもよくダイブをする選手と認識しているようだが、いずれもイングランド人選手だ。ヴェンゲルは南米選手のずる賢い部分をイングランド人選手が吸収したと主張している。
「我々はダイブをゲームから取り除きたい。ここで多くの外国人選手がダイブしていたのを覚えているが、イングランド人選手はそれを素早く吸収し、今ではダイブをマスターしている」

ダイブや相手選手を退場に追い込もうとする巧妙な演技など、現在のサッカー界ではそれをするのが当たり前といった風潮もある。今後はビデオ判定(VAR)の影響で変わってくるだろうが、まだ導入されていないプレミアリーグではダイブが横行している。

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