失望感広がる日本代表とは真逆 韓国代表はロシアW杯へ期待感膨らむ「キム・シンウクにはケインの役割を」

日本を撃破した韓国代表 photo/Getty Images

2トップに手応え掴む

ホーム開催ながらEAFF E-1フットボールチャンピオンシップ(東アジアカップ)を制覇できず、失望感が広がる日本代表と違い、優勝を飾った韓国代表は2018ロシアワールドカップへ向けて自信を深めているようだ。韓国は中国、北朝鮮相手には思うようなサッカーができなかったが、最終戦で日本を4-1と撃破。ライバルである日本相手に大勝を飾ったことで手応えを掴んでいる。

ポイントとなったのは韓国が採用した[4-4-2]のシステムだ。韓国はアジア最終予選でなかなか結果を出せず、一時はワールドカップ出場が不安視された。その中で様々な戦い方をテストし、ここ最近はオーソドックスな[4-4-2]のシステムがチームにフィットするとの感触を掴んでいる。11月のコロンビア代表との親善試合でもこのシステムを使い、2-1で撃破している。

韓国『スポーツソウル』はこのシステムならトッテナムFWソン・フンミンの能力を上手く活かすことができ、今回日本を苦しめた長身FWキム・シンウクにはハリー・ケインのような役割が期待できると主張。キム・シンウクはケインのような得点力は持ち合わせていないが、前線でどっしりと構えてソン・フンミンをより自由に動かすことが求められている。
日本もこのシステムに苦しむことになったが、韓国はドイツ代表、スウェーデン代表、メキシコ代表が入った死のグループFを突破できるのか。不安が広がる日本とは違い、韓国は11月のコロンビア戦に続いて日本まで撃破したことで期待が膨らんでいる。

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