「レアルにはベンゼマからモラタに代える勇気がなかった」 BBCを切れなかったクラブをスペイン紙批判

得点数不足しているベンゼマ photo/Getty Images

現在の得点力不足は補強の失敗に原因あり?

ジネディーヌ・ジダン就任以降のレアル・マドリードはチャンピオンズリーグ連覇、国内リーグ制覇、クラブワールドカップも制覇するなど、多くのタイトルを獲得してきた。そうした完成されたチームは世代交代が遅れたり、手を加えにくくなったりするものだ。スペイン『MARCA』は、現在苦しんでいるレアルもチームに新鮮さを加えることに失敗したと取り上げており、前線のBBCに長く頼りすぎていたのではないかと分析している。

BBCとはガレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドのトリオのことで、ベイルが離脱を繰り返している現在はベンゼマとロナウドが最前線を務めてきた。この2人は長年レアルに欠かせない存在だったが、今季のパフォーマンスは決して良いとは言えない。特にベンゼマはポストプレイの上手さや、ロナウドとの呼吸が合っていると評価され、得点数が不足していてもスタメン起用され続けてきたが、ここまでの働きは十分ではない。

同メディアは昨季バックアッパーとして得点を量産したFWアルバロ・モラタを売却すべきではなかったと嘆いており、モラタがこれから全盛期を迎えることを考えればベンゼマよりモラタを優先しても良かったかもしれない。

同メディアは「マドリーはベンゼマからモラタに代える勇気がなかった。ムバッペの獲得にも本腰を入れなかった」と伝え、前線にフレッシュさを加えなかったチームのやり方を批判している。ムバッペの獲得が実現したかは分からないが、ベイルの復帰を待ったり、ベンゼマにこだわり続ける必要はなかったかもしれない。

今夏レアルは補強に失敗してしまったのか。全て結果論だが、レアルが陥る得点力不足はそうした新陳代謝の失敗に原因があるのかもしれない。
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