ノイアー、テア・シュテーゲンら”GK大国”ドイツ代表入りへ正念場 トラップ「W杯に行くためには……」

ドイツ代表入り目指すトラップ photo/Getty Images

PSGで出番少なく

29日に行われたリーグ・アン第15節のトロワ戦でパリ・サンジェルマンのゴールを守ったのは、ドイツ人GKのケビン・トラップだ。しかし驚くべきことに、トラップにとってこれが今季リーグ戦初先発だったのだ。現在PSGの守護神を務めているのはアレフォンス・アレオラで、トラップは控えに回っている。

そのトラップが気にしているのが2018ロシアワールドカップにドイツ代表の一員として向かうことができるかどうかだ。ドイツ代表はGK大国であり、バルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、レヴァークーゼンのベルント・レノ、さらには負傷離脱中のバイエルンGKマヌエル・ノイアーもいる。

仏『L'Equipe』によると、トラップも自身の立場が厳しいことを理解している。冬の移籍市場で思い切って新天地を探す考えも選択肢にあるようで、ドイツ代表に招集されるためにも継続的にプレイする環境を整えたいとの考えを示している。
「もちろんワールドカップに行くためには継続的にプレイしておく必要がある。これは普通のことだよ。これまでプレイしていない選手を監督が招集するなんて見たことがないからね。だけど、今は僕の将来について話す時じゃない。市場が近付いているけど、僕たちにはまだ5、6試合ある。それから何が起こるか見てみよう。状況は難しいけど、僕はここでハッピーだ。監督とも良いコミュニケーションが取れているんだ」

ノイアーもワールドカップには間に合わせてくるはずで、テア・シュテーゲンも今季はバルセロナで安定したパフォーマンスを続けている。トラップにとって簡単な状況ではないが、残り半年程度で代表監督ヨアヒム・レーヴを納得させられるか。

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