元ミランのレジェンドDF、モンテッラの解任に「選手たちにとって不幸」

解任の憂き目に遭ったモンテッラ監督 photo/Getty Images

監督交代が奏功するのか

今季のセリエA第14節終了時点で、首位ナポリとの勝ち点差18の7位に留まっているミラン。26日に行われた同リーグ第14節(トリノ戦)で勝利を逃したことを受け、同クラブ首脳陣はヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の解任に踏み切っている。

イタリアサッカー界に激震が走るなか、長年にわたり同クラブのDFとして活躍したマウロ・タソッティ氏が前述の人事について言及。シーズン途中の監督交代が及ぼす選手たちへの影響について不安を口にした。英『TRIBAL FOOTBALL』が伝えている。

「大型補強を行ったことで我々に期待する声も多かったが、昨シーズンよりも多くの勝ち点を得るのは大変なことなんだよ。私は彼(モンテッラ監督)の解任を望んでいなかったし、選手たちにとっても今回の人事は不幸だよ」
同リーグ上位7クラブの中では最少となる19得点に留まっているほか、上位7クラブの中で最多タイの18失点を喫するなど、攻守の歯車が噛み合っていないミラン。鳴り物入りで今夏に加入したDFレオナルド・ボヌッチがコンディション不良により額面通りのプレイを披露できていないほか、同監督がスソの個人能力に依存した攻撃から脱却できなかったことなどが災いし、前述の成績に至っている。シーズン途中に“1からのチーム作り”を余儀なくされた同クラブだが、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督が大量の新戦力の特徴を見極め、同クラブに確固たる規律をもたらせるかに注目が集まる。

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