ベテランになってもイライラ
今季からビデオ判定(VAR)が導入されていることを頭に入れていただろうか。26日のジェノア対ローマの一戦でローマMFダニエレ・デ・ロッシが一発退場の処分を受けてしまった。
問題となったのは69分、コーナーキックの競り合いの場面でデ・ロッシはジェノアFWジャンルカ・ラパドゥーラの顔面をはたいてしまったのだ。これがビデオ判定の対象となり、その結果デ・ロッシは退場に。スコアは1‐1だっただけに、ローマにとっては痛い退場処分となってしまった。このデ・ロッシの行為にローマのサポーターも激怒している。
SNS上では「セリエAでVARがあるのを忘れていたのか?」、「腹立たしい。彼は34歳なのにまだピッチ上でイライラを出している」、「デ・ロッシが新年までローマのシャツを着ないことを望む。今回の行為は酷い。3ポイント失った」、「ローマの主将がこんなことをするなんて見たことがない。気分が悪い。デ・ロッシは2度とウチのキャプテンにならないでほしい」など厳しい意見が挙がっており、チームをまとめるベテランの立場にあるデ・ロッシが怒りに任せてラパドゥーラをはたいた行為には批判が集まっている。
昨季までのセリエAならば、デ・ロッシのように少々荒いことをしても見逃されたかもしれない。それもポジション争いを制する1つの秘訣でもあったのだろうが、テクノロジーがサッカーの世界に入ってきている以上、こうした行為が見逃されることはない。
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