マネもクロップの交代策に不満? 試合後に何やらモノ申すシーンに注目集まる[映像アリ]

リヴァプールを率いるクロップ photo/Getty Images

同点にされてから慌てて交代

25日に行われたリヴァプールとチェルシーの一戦は、リヴァプールのサポーターにとって少しばかり残念な内容だった。序盤から守備を固めるチェルシーを相手にボールを回し、後半20分にはモハメド・サラーの得点で何とか先制。このリードを有効に活かしながらチェルシー相手に勝ち点3を獲得したいところだったのだが、リヴァプールはここからペースダウンしてしまった。

逆に追いつこうと積極的な動きを見せたのがチェルシーの指揮官アントニオ・コンテで、守備的MFのティエムエ・バカヨコに代えてFWペドロ・ロドリゲスを入れたり、右ウイングバックのダヴィデ・ザッパコスタを下げてFWウィリアンを入れるなど攻撃的な交代カードを次々と切った。

一方でリヴァプール指揮官ユルゲン・クロップの交代策は遅れ、後半40分にウィリアンに同点ゴールを許してから急いでサディオ・マネとアダム・ララーナを入れている。しかしマネやララーナが違いを生むには時間が短すぎた。交代策の部分でコンテとは差があったと言わざるを得ないだろう。
また、試合後にはマネが何やら不満げな表情でクロップにモノ申しているシーンが話題を呼んだ。英『Liverpool Echo』によるとクロップは先発していたサラーを中央に入れ、フレッシュなマネには右に入ってほしかったようだ。しかしマネは中央にポジショニングする機会が多く、マネ本人もサラーと自身のポジショニングに納得のいかないところがあったという。

クロップはドレッシングルームでもマネと話をして解決したことを強調しているが、サポーターにとってもスッキリしない采配だったのは間違いない。今のリヴァプールの守備力ではチェルシーのような相手を90分間抑え込むのは難しいため、もっと早い時間帯に攻撃的なカードを切った方が良かったかもしれない。チェルシー相手に勝利するチャンスがあっただけに、得点後にドタバタしてしまったのはもったいなかった。




参照元:twitter

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