ついにJ1デビューを飾った16歳の久保建英「監督はもっと求めてくれている」

ついにJ1デビューを飾った久保 photo/Getty Images

もっと成長しなければ出場機会は増えない

ついにJ1のピッチに立ったFC東京のU-20日本代表FW久保建英が、デビュー戦を振り返った。

16歳ながら今月1日にFC東京とプロ契約を結んだ久保。26日に行われた2017明治安田生命J1リーグ・第33節のサンフレッチェ広島戦でベンチ入りすると、67分にFW永井謙佑に代わって途中出場を果たした。データサイト『Opta』によると、16歳5ヶ月22日でのJ1出場となり、J1史上3番目に若い年齢(森本貴幸、宮吉拓実に次ぐ)でデビューを飾ったという。

そんな久保が試合後のインタビューに応じ、「緊張も無く、ピッチの流れにもすぐ入ることが出来た。1点を追う展開だったので、なんとか追いつきたかった」と率直な感想と述べた。自身のプレイについても「去年の11月にJ3デビューをして、そのときは固くなる場面もあった。ただ、今日は練習でも一緒にやらせてもらっていたので、緊張もなくプレイ出来た。今日のほうが良いプレイが出来たのではないかなと思う」と振り返っている。クラブの公式サイトが伝えた。
そして「監督はもっと求めてくれていると思う。次もその次も、監督が求めてくれているプレイを出していければ良いと思う」と話しつつ「今の自分の総合的な実力だと、もっと成長しなければ途中出場が多くなってくると思う。そういう意味では掴めたモノはあるので、この感覚を失わないようにコンスタントに試合に絡めるようにしたい」と今後の飛躍を誓った。

そして安間貴義監督も質疑応答の際、久保のデビューについて聞かれ「まず彼に要求したのは、たくさんボールに絡むこと。彼を投入してから、彼のところでしっかりとボールを前に運べるようになったし、タメを作ることもできていたので、要求どおりのことをやってくれていたと思う。また、ドリブルでの仕掛けや周りと連携して相手にとって嫌なプレイをすることもプラスアルファでやってくれた。彼は問題なくやっていけると思う」とコメント。さらに「ただ、状況が良かったらもっと活きると思う。もっともっと周りに信頼され、自分が受けたいタイミングでボールを預けてもらえるように、彼から意思表示をする必要はあると感じる」とも明かしている。

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