コンテと確執報道のD・ルイス 復調ぶりに現主将も安堵

カラバフ戦で先発に復帰したD・ルイス(写真右) photo/Getty Images

「彼のパフォーマンスは良くなっている」

昨夏にパリ・サンジェルマンからチェルシーに復帰したDFダビド・ルイス(ブラジル代表)。不動のセンターバックとして昨季のプレミアリーグ制覇に貢献した同選手だが、先月31日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第4節(ローマ戦)で途中交代を命じられて以降、アントニオ・コンテ監督との確執が表面化。直後に行われたプレミアリーグ第11節(マンチェスター・ユナイテッド戦)でベンチ外の扱いを受けたことから、同クラブ退団への気運が高まっている。

直近のリーグ戦2試合連続で先発から外れた同選手だが、22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節(カラバフ戦)で先発に復帰。同クラブで主将を務めるDFガリー・ケイヒルは復調の兆しを見せた同選手のプレイぶりに満足感を示した。英『TRIBAL FOOTBALL』が伝えている。

「ダビドのパフォーマンスは良くなっていると思う。彼は経験豊富なディフェンダーだし、その証拠にトップレベルの選手としてこれまで数多くのタイトルを勝ち取ってきた。(D・ルイスとレギュラー争いを繰り広げている)アンドレアス・クリステンセンが急激に成長を遂げたのも、ダビドの熱心な助言が活きているんじゃないかな」
カラバフ戦ではまずまずのカバーリングを披露して無失点勝利に貢献したダビド・ルイス。現地時間25日にリヴァプールとの大一番(プレミアリーグ第13節)を控えている同クラブだが、この重要な試合でルイスが起用されるか否かでコンテ監督の同選手に対する信頼の厚さが窺い知れるだろう。同監督の人選に注目だ。

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