もうイタリアを改革できるのはコンテだけ? 元ユーヴェの英雄は「彼のカムバックを待っている」

イタリア代表でも熱かったコンテ photo/Getty Images

イタリア代表はW杯出場を逃す

イタリア代表にまさかの事態が起きてしまった。13日に行われた2018ロシアワールドカップ欧州プレーオフでスウェーデン代表と0-0で引き分け、2試合合計0-1で敗れてしまったのだ。イタリアがワールドカップ出場権を逃すのは60年ぶりとなる。

イタリアは2010南アフリカ大会、2014ブラジル大会と続けてグループステージ敗退に終わったが、昨夏のEURO2016ではスペイン代表まで撃破してベスト8に進出している。そこから考えるとワールドカップに出場できないところまで落ちてしまうのは想像し難いものがある。

EURO2016でイタリアを指揮したのは現在チェルシーを率いるアントニオ・コンテだが、やはり指揮官の差は大きかったか。伊『Tuttomercato』によると、元ユヴェントスの名手アレッサンドロ・デル・ピエロ氏はコンテがもう1度イタリア代表を指揮することに期待をかけているようだ。
同氏は「彼はユヴェントスで素晴らしい仕事をし、イタリア代表でも同様だった。我々は彼のカムバックを待っているんだ。彼は優れた指揮官だからね。彼はどんなチームでも成長させられるし、昨季はチェルシーでプレミアを制した。ユーヴェでも同じことをしたね。私は彼がチェルシーで素晴らしい時を過ごし、いつか戻ってきてほしいと願っている」とコメントしており、コンテ再任を望んでいる。

一部ではワールドカップ出場権を獲得できた場合はカルロ・アンチェロッティに託すべきといった意見も挙がっていたが、本大会出場すらできなかったチームを立て直せるのはコンテくらいのものなのかもしれない。再びコンテが代表監督の仕事に興味を示すかは不透明だが、イタリアサッカー界のレジェンドは再登板を望んでいる。

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