キャリック続投ではなく「新体制」へ ユナイテッド、38歳の知将招へいに向け交渉開始か

ドイツ代表のナーゲルスマン監督 Photo/Getty Images

戦術革命

マンチェスター・ユナイテッドが次期指揮官の最有力候補として、ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマンに関心を示しているようだ。アレックス・コンバー氏が伝えている。

現在クラブは、暫定指揮官マイケル・キャリックの下でプレミアリーグ3位と好調を維持しているが、さらなる飛躍を見据え、水面下で後任人事の検討を進めているという。公式には接触を否定しているものの、複数の情報筋によれば、今夏の就任を視野に入れた初期的な対話はすでに始まっているとされる。38歳にして欧州トップレベルの実績を誇る若き戦術家の招へいは、名門復活への重要な一手となり得る。

戦術の柔軟性と革新性を武器にブンデスリーガ制覇を経験したナーゲルスマンに対し、クラブ内部でも評価は高い。一方で同監督はドイツ代表と2028年まで契約を結んでおり、実現にはハードルも伴う。ただし、再建途上にあるビッグクラブのプロジェクトが関心を引く可能性は否定できない。

もっとも、現体制の継続も依然として有力な選択肢だ。キャリックは結果で信頼を積み上げており、ユナイテッドは来季チャンピオンズリーグ出場権獲得に迫っている。このまま上位を維持すれば、正式昇格のシナリオも現実味を帯びる。

クラブOBによる安定路線か、それとも新たな戦術家による刷新か。フロントは今、将来を左右する重要な決定を迫られている。今夏の移籍市場を前に、オールド・トラッフォードのベンチを巡る動向から目が離せない。

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