指揮官アルテタの強すぎる“こだわり”がアーセナルの優勝を阻む原因になる? 最大の敵は自分たちにあり「選手たちは窮屈に……」

ウルブズと引き分けて足踏みのアーセナル photo/Getty Images

型にこだわりすぎているとの見方も

18日にプレミアリーグで最下位のウォルバーハンプトンと対戦した首位アーセナルは、終盤に同点ゴールを許して2-2で引き分けてしまった。1試合消化が少ない2位マンチェスター・シティとの勝ち点差は5となり、優勝へプレッシャーがかかる状況だ。

まだ首位に立っているアーセナルが優位とはいえ、今回のウォルバーハンプトン戦、さらに1-1で引き分けた前節ブレントフォード戦と、嫌なゲームが2試合続いてしまった。嫌な流れとなっているのは間違いないが、指揮官ミケル・アルテタは修正できるだろうか。

英『Independent』は、全てアルテタ次第と見ている。優勝を狙える今のチームを作り上げたのもアルテタだが、同時にチームを破壊するのもアルテタと考えているのだ。その理由は、アルテタが細部までこだわりすぎていることにある。

「アルテタはグアルディオラを含むどの指揮官よりもチームに統制力を求める監督と言える。それこそアーセナルが今の順位にいる理由であり、同時に目標とする優勝を阻む問題に発展する可能性もある。アルテタはあらゆる細部まで目を配り、統計的に最も成功の可能性が高いものを選ぶ。しかし一方で、2022年から2024年頃のような攻撃的なサッカーをしなくなったとの意見もある。それは今季攻撃陣の得点数が伸びていないことからも見て取れる」

「ゲームをコントロールしたいとの欲求が、縦への推進力を阻む原因に変わりつつあるのだ。アルテタは優勝の可能性を高めようとするあまり、逆にタイトル獲得の可能性を低くしてしまっているのかもしれない。選手たちはあまりにコントロールされすぎて、窮屈になりつつある。直近の2試合の引き分けはまさにその典型だ。アーセナルは両試合を支配しており、格下相手にそのままプレイを続けることもできたはずだが、流れが止まってしまい、結果的にコントロールを失った。そんな展開になる必要はなかったが、彼らの最大の敵は彼ら自身であるということかもしれない」

堅守、セットプレイからの得点など、アルテタの下でアーセナルが成長してきたのは確かだ。しかしパターンにこだわりすぎるのは危険とも言える。選手層は揃っているだけに、格下相手にはもっと強引に攻め込むくらいの戦い方でもいいのかもしれない。



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