ヴォルテマーデが抜けたシュツットガルトで真のエースへ 2026W杯でのドイツ代表入りも目指すウンダブの可能性

シュツットガルトでプレイするウンダブ photo/Getty Images

前節ドルトムント戦でハットトリック

今夏にFWニック・ヴォルテマーデをニューカッスルに引き抜かれたシュツットガルトだが、ここまで7勝1分3敗と悪くない戦いだ。

原動力となっているのは、7試合に出場して6ゴールを挙げているFWデニス・ウンダブだ。

シュツットガルトでは2023-24シーズンにFWセール・ギラシ(現ドルトムント)が28ゴールを挙げたり、昨季はヴォルテマーデがブレイクしてきたが、ウンダブの得点力も見逃せない。

2023-24シーズンにはリーグ戦で18ゴール10アシストを記録。昨季は9ゴール2アシストと数字が落ちてしまったが、ハムストリングを痛めて離脱していた期間があったことも影響している。今季も筋肉系の怪我で出遅れることにはなったが、22日に行われたドルトムント戦ではキャプテンマークを巻いてハットトリックを記録している。

英『The Guardian』はドルトムント相手のハットトリックは称賛されるべき結果と伝えているが、ウンダブにとってモチベーションとなるのが来夏の2026W杯だ。

2024年にはドイツ代表デビューを果たしているが、ドイツ代表でもヴォルテマーデの存在感が増している。欧州予選でも結果を出しており、ヴォルテマーデが1番手になる可能性が高い。ウンダブは今回の欧州予選で1試合もプレイしていないため、序列争いでは微妙な立ち位置にあると言える。

フランクフルトFWヨナタン・ブルカルト、さらにはアーセナルのFWカイ・ハフェルツ、ボルシアMGのFWティム・クラインディーンストといった選手が負傷から復帰すれば、彼らも代表候補となる。

ウンダブがW杯でメンバー入りを果たすにはブンデスリーガで結果を出すしかないが、今のペースを維持できるか。



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