後方の補強は2人のみ 今夏のマンチェスター・ユナイテッドの補強が前線に偏っていた理由

新加入のエンベウモとクーニャ photo/Getty Images

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約2億ポンドで3人のFWを獲得した

昨季はプレミアリーグで15位フィニッシュ、CL出場権をかけたEL決勝ではトッテナムに敗れるなど、難しいシーズンとなったマンチェスター・ユナイテッド。

しかし、夏の移籍市場では例年通りの大型補強を敢行。前線を中心にベンヤミン・シェシュコ、マテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモの3人のアタッカーを迎え入れている。

今夏ユナイテッドは2億ポンド以上を市場に投じたが、そのほとんどがFWのために使われている。守備陣は左SBのディエゴ・レオンとGKのセメ・ラメンズの2人のみ。
『Sky Sports』では今夏のユナイテッドの補強を分析。FWばかりの市場になったことについて、昨季の攻撃力の物足りなさが理由だと主張した。

昨季のユナイテッドのリーグ戦での総得点数は44ゴール。これは降格した3クラブを除くと、下から2番目という厳しい成績だった。一方で守備面では失点が54。上から10番目の成績となっており、攻撃よりは安定していた。

とはいえ、守備面でも上位進出を考えると、物足りない。ただ、一度の移籍市場で使える額は限られており、ユナイテッドは今夏の市場をFWの強化に絞ったのだろう。

実際にブライトンのカルロス・バレバがターゲットとして報じられたが、ブライトンが求める高額な移籍金を理由に撤退している。

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