ライプツィヒでも “エース級”の活躍を見せるX・シモンズ 進化が止まらない20歳がチームを牽引

ライプツィヒでも躍動するX・シモンズ photo/Getty Images

5大リーグトップタイのアシスト数

オランダ代表FWシャビ・シモンズ(20)は新天地ライプツィヒでもその才能を遺憾無く発揮している。

昨シーズンはPSVで公式戦通算48試合で22ゴール、12アシストを記録。オランダの地で飛躍を果たしたシモンズは今夏にパリ・サンジェルマン(PSG)に復帰。そしてライプツィヒにレンタル移籍をしている。

スター選手揃いのPSGではなかなか出場機会を掴めず、結果を残せなかった同選手だが、PSV、ライプツィヒでは圧巻の成績を残している。
今シーズンはここまで公式戦18試合で6ゴール8アシストを記録。すでにチームの攻撃の中心となっている。リーグ戦では4ゴール7アシストを記録しており、7アシストはプレミアリーグのウルブズに所属するFWペドロ・ネトに並んで5大リーグトップだ。

『Who Scored.com』は、今シーズンも輝きを放つシモンズの強みをこのように綴っている。

「シモンズの多才さと卓越した技術スキルにより、ピッチ上での自由が得られ、監督から求められるどんな役割でも影響を与えることができる」

「ライプツィヒでもその兆候が見られる。彼は主にウイングでスタートするが、ボールを受けるために深い位置やハーフスペースに動くことも多く、チームメイトに完璧なパスを供給する。彼の90分あたりのスルーパスの数である0.94本はブンデスリーガのウインガーの上位6%に入る」

「シモンズは深いエリアでのプレイが得意だが、より前方のポジションに配置するのが最も適している。狭いスペースでの落ち着きとフィニッシュは効果的でボックス内で脅威となる。チャンピオンズリーグでの2ゴールを含む全大会での6ゴールがそれを証明している」

また同メディアは、「ピッチ上では、シモンズは常に周囲を監視しており、ボールを受け取ったときに何をすべきかを常に知っているようだ」とも伝えており、成長を続ける20歳を称賛している。

最終的にPSGに戻るのかどうかはまだ不明であるが、所属先で結果を残し続けているシモンズから、今シーズンも目が離せない。

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