「私はとても幸せだ」 ホームに別れを告げる最後のゴールはCL出場のわずかな望みをつなぐ貴重な一撃

今シーズンでリヴァプールを退団するフィルミーノ photo/Getty Images

試合終了間際に劇的なゴール

プレミアリーグ第37節でアストン・ヴィラと対戦したリヴァプール。CL出場権を獲得できる4位フィニッシュに向けた負けられない戦いだった。

試合は前半27分にジェイコブ・ラムジーに先制点を許してしまい、勝ち点をどうしても取らなくてはならないリヴァプールにとっては厳しい展開となった。VARでのゴール取り消しもあり、決め手を欠くリヴァプールの窮地を救ったのが、今シーズンでチームを退団することが決まっているロベルト・フィルミーノだ。

後半71分に出場したフィルミーノは89分にサラーのクロスに合わせ同点ゴールを決めた。アンフィールドのサポーターの前で貴重な勝ち点1獲得に貢献したフィルミーノは、このゴールでクラブでのキャリア通算110ゴールをマーク。フィルミーノは公式のインタビューにてこの得点のことを語っている。
「ファン、ここにいる家族、みんな、友人たちとのホームでの最後の試合で、ホームで最後のゴールを決めることができて、とても感慨深くてうれしかったよ。このユニフォームを着て、このビッグクラブで、私はとても幸せだ」

貴重な同点ゴールはわずかだがリヴァプールにCL出場の可能性を残した。4位のマンUとの勝ち点差は3あり、残り2試合で勝ち点1でも取られてしまうと出場権は獲得できない。しかし、これからもレジェンドとして語り継がれるであろうフィルミーノのゴールはわずかな希望を残すゴールとなった。

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