「1試合で3アシスト」プレミアリーグ史上最年少を記録したオリーズ 降格圏から抜けだす貴重な勝ち点3をもたらす

オリーズは3アシストの活躍 photo/Getty Images

指揮官も絶賛の21歳

プレミアリーグ第30節にてリーズと対戦したクリスタル・パレス。3月に成績不振でパトリック・ヴィエラ監督を解任し、その後任として引退していたロイ・ホジソンが再び監督として指揮をとっている。ホジソンに交代後のプレミアリーグ第29節のレスター・シティ戦では劇的な勝利を果たし、1月のボーンマス戦以来の勝利をおさめた。連勝を飾り降格圏を脱出したいパレスだったが、この試合は主力のFWウィルフリード・ザハなどを負傷で欠いた。

ザハ不在で攻撃陣に少し不安があったが、この試合のパレスはそんな不安を感じさせないプレイをみせた。リーズに先制点こそ許したものの、前半終了間際のマーク・グエーイの同点ゴールを皮切りに、ジョルダン・アイェウの2ゴールなどを含む5得点を記録。5-1とリーズを圧倒し連勝を飾った。順位も12位に上がり、降格圏の18位とは6ポイント差となった。

そんな大勝を飾ったこの試合で輝いたのがミカエル・オリーズだ。わずか16分間の間に3つのアシストを記録。21歳のオリーズはプレミアリーグ史上最年少で1試合3アシストを記録した選手となり、間違いなくこの試合の主役であった。指揮官も彼の活躍を讃えている。英『BBC』がコメントを伝えた。
「後半、彼はすべての点で正確だった」「彼はとてつもない才能を持っている。素晴らしいキャリアと将来を持つという点で、彼には大きな可能性があり、彼にクリスタル・パレスで舞台を提供できることを願うばかりだ」

連勝とはいえ、まだ残留が決定したわけではない。下位チームとの直接対決もまだ多く控えている。オリーズはこの勢いで残留のための原動力となれるか。

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