デ・ラ・フエンテ新体制の最終ラインにS・ラモス? 2年ぶりスペイン代表復帰に向け会談へ

スペイン代表ユニフォーム姿のS・ラモスが再び見られるのか photo/Getty Images

久々に代表戦を戦うことになるのか

FIFAワールドカップ・カタール大会はベスト16敗退に終わり、ルイス・エンリケ監督の退任も決まったスペイン代表。新指揮官に就任したルイス・デ・ラ・フエンテ監督はパリ・サンジェルマンで復調の気配を見せている36歳のDFセルヒオ・ラモスを代表に呼び戻す可能性があるようだ。
 
2021年夏に長年在籍したレアル・マドリードを離れ、PSGへと移籍したS・ラモス。移籍初年度は負傷などにより公式戦13試合の出場に留まったものの、今季はシーズン開幕からレギュラーとしてチームの最終ラインを支えており、ここまで公式戦28試合に出場している。
 
そんなS・ラモスが最後にスペイン代表の一員として戦ったのは2021年4月に行われたコソボ戦が最後となっている。ところが英『The Sun』によると、デ・ラ・フエンテ新監督は今週S・ラモスとの会談を予定しているようで、来月末に行われるスコットランド戦でスペイン代表復帰を果たす意志があるかどうか彼に確認するつもりだという。
 
そして同メディアは、S・ラモスが常々スペイン代表復帰の意志を表明してきたと指摘。「僕がスペイン代表を去ることは決してない。スペイン代表が僕を追い出したんだ」「いつも言っているけど40歳までプレイするのが目標だ」という彼の過去の発言を取り上げている。
 
L・エンリケ前監督はカタール大会でMFロドリやDFアイメリク・ラポルテ、DFパウ・トーレスあたりをセンターバックで起用したが、彼らにはない圧倒的な経験値がS・ラモスにはある。コンディションが万全であればまだまだ代表でも主力となれるはずで、デ・ラ・フエンテ新体制で定位置を掴むことも十分可能だろう。

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