J1MVPがスコットランドの地へ 横浜F・マリノスから欧州挑戦を果たした岩田智輝

岩田のプレイが楽しみだ photo/Getty Images

セルティックへの移籍が決まった

横浜F・マリノスは30日、岩田智輝がセルティックへと移籍したことを発表した。今季のJ1リーグ戦で最優秀選手賞を受賞した守備者も、スコットランドへと旅立つこととなった。

2016年に当時J3だった大分トリニータでキャリアを開始した岩田は、トップチームへ昇格した1年目に23試合1得点を記録。チームはJ2に昇格すると、2018年には20試合に出場してJ1昇格にも貢献し、J1の舞台で自らの価値を大きく高めていく。

2020年には初挑戦となったJ1で、30試合2ゴールを記録した。チームを残留に導くと翌年には横浜FMへと移籍する。サイドバックが主戦場だった岩田は横浜FMでボランチでプレイし、加入1年目から主力となり、J1では34試合に出場した。
迎えた今シーズンはボランチだけでなくセンターバックでも起用されるなど、さまざまなポジションで存在感を発揮。リーグ首位を走るチームをけん引すると、終盤はエドゥアルドとの鉄壁のコンビを見せて見事J1優勝を勝ち取る。自身もMVPに輝いており、Jリーグアウォーズでのスピーチは話題となっている。

初の欧州挑戦を果たす岩田だが、横浜FMで培った順応性やポリバレント性を生かしてアンジェ・ポステコグルー監督のさまざまな起用法に応えていくことだろう。さらなる活躍に期待したい。

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