今季栃木へ加入した磯村亮太が1年で退団へ 9試合にとどまった悔しさを来季への経験値に変える

磯村の退団が発表された(写真はイメージ) photo/Getty Images

磯村がチームを退団

栃木SCは12日、MF磯村亮太との契約満了に伴い、来シーズンの契約を延長しないことを発表している。今季栃木へ加入したばかりの磯村だが、1年で退団となった。

磯村は名古屋グランパスのアカデミーからトップチームへ昇格し、一時期はレギュラーとして定着。2012年には日本代表候補に選ばれるなど、存在感を発揮していた。2017年には名古屋でJ2を戦うも出場機会を失い、7月にアルビレックス新潟へ移籍。翌年にはキャプテンに就任するなど、中盤からチームを支えた。

V・ファーレン長崎を経て今季から栃木へ加入した磯村。豊富な運動量とユーティリティ性を強みとするMFは、栃木の主力になると期待されていたが、新天地では思うように出場することができず。今季J2では9試合の出場にとどまっていた。
今年で31歳となった磯村だが、来季への思いは強い。クラブ公式を通じて「栃木に来たことによって芽生えた新たな気持ちと、今年の悔しさを胸に刻み、またここから頑張りたいと思います」とコメント。今季の経験を生かして2023年への飛躍につなげられるか。

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