この日のアーセナルは失速せず後半に加速 ネルソンが2ゴールのサプライズ。冨安は63分までプレイ。今季最多得点5ゴールでの圧勝首位キープ

2ゴールで勝利に貢献したリース・ネルソン photo/Getty images

課題だった後半にパフォーマンスを上げた

プレミアリーグ第14節アーセナル対ノッティンガム・フォレストの一戦が行われた。日本代表の冨安健洋は先発に選ばれ、左サイドバックとしてピッチに立った。

試合が動いたのは試合開始早々だ。5分一気に右サイドにボールが展開されると、ブカヨ・サカがゴール前にクロスを供給。走り込んだガブリエウ・マルティネッリが頭で合わせアーセナルが先制に成功する。

しかしそこから追加点が生まれない。アシストを記録したサカがアクシデントで交代してしまったのも一つの理由といえるが、ノッティンガム・フォレストのゴールに迫ることができない。
ここ最近のアーセナルは後半の失速が問題であり、追加点が遠い。そのため心配された後半だったが、何も心配はなかった。サカとの交代でピッチに入ったリース・ネルソンが49分、52分に立て続けにゴールを決め、3-0とアーセナルが大幅にリードを得ると、57分にトーマス・パルティが、78分にマルティン・ウーデゴーが追加点を挙げ5-0とする。

ネルソンの活躍はサプライズだ。今季の出場はELのみであり、プレミアリーグは初出場となったが、わずかな時間で2ゴールと結果を残した。アーセナルはサカへの依存度の高さが問題視されていたが、サイドでプレイするネルソンの台頭は大きい。ミッドウィークにはチューリッヒとのELグループステージ最終節が予定されており、そこでもチャンスを得られるだろう。

冨安は大幅リードを得たこともあって63分でお役御免となった。この日も守備にビルドアップにと効果的なプレイを披露しており、後半には積極的な攻撃参加が見られた。過密日程の中でも怪我なくピッチに立てており、今後もこのまま継続してプレイを続けたい。

アーセナル 5-0 ノッティンガム・フォレスト

[得点者]
5分 ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)
49分 リース・ネルソン(アーセナル)
52分 リース・ネルソン(アーセナル)
57分 トーマス・パルティ(アーセナル)
78分 マルティン・ウーデゴー(アーセナル)

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