“41試合26ゴール”で堂々のJ2得点王に 横浜FCをJ1に導いたストライカーはJ1の舞台でも輝きを放てるか

来季の活躍にも期待が高まる photo/Getty Images

熊本戦でも2ゴールの小川

昨季J2へ降格した横浜FCはリーグ2位でシーズンを終え、1年でのJ1復帰を決めた。上位への原動力となったストライカーは小川航基だろう。今季J2で26ゴールを挙げて得点王に輝いた男は、来季J1で自身の輝きを見せてくれるはずだ。

今季ジュビロ磐田から横浜FCへと完全移籍で加入した小川は、最前線やシャドーの一角としてチームの攻撃陣をけん引。フィジカルコンタクトの強さと鋭い飛び出しを武器に得点を量産し、チームをJ1の舞台へと引き上げた。J2第42節のロアッソ熊本戦でも2ゴールの活躍でシーソーゲームを制し、最終戦を勝利で締めくくった。

来季は3年半ぶりのJ1への挑戦だ。2016年に桐光学園高校から加入した磐田では出場機会を勝ち取ることができず。2019年に水戸ホーリーホックで武者修行するも、磐田はJ2へと降格。2020年には磐田で9ゴールを挙げるもチームをJ1昇格には導けず。ルキアンからポジションを奪うことができなかった昨年はクラブがJ1昇格を果たした。
それを経て迎えた今季はJ1を見据えた戦いを見せてくれた。自身がゴールを奪えない時期に横浜FCが不調に陥るなど、小川はいまのチームに欠かせない存在となっており、来季も上の舞台でどれだけゴールネットを揺らすことができるか。日本代表の経験もあるストライカーは、来季久しぶりのJ1で得点を量産するはずだ。

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