復帰戦でいきなり今季《ブンデス3位》の最高時速 怪物・ハーランドの恐ろしさ

ビーレフェルト戦で復帰したハーランド photo/Getty Images

ビーレフェルト戦で36.3km/hを記録

今季は度重なる怪我に悩まされているものの、ピッチに立てばその存在感は別格。現地時間13日に行われたブンデスリーガ第26節のビーレフェルト戦にて、ドルトムントには絶対的エースが帰ってきた。

そのエースとは、もちろんノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(21)だ。2021-22シーズンは現時点で16得点を挙げているものの、負傷の影響もあってここまでの出場は15試合にとどまっていた同選手。依然としてそのクオリティの高さは健在だが、今季はなかなかコンディションの整わない状況が続いていた。

しかし、ひとたびピッチに立てばやはりハーランドはハーランドだった。この試合に63分から途中出場してリーグ戦5試合ぶりの出場を果たした同選手は、いきなり存在感を発揮。復帰戦でのゴールこそ叶わなかったものの、出場した27分間では随所で彼らしいプレイを連発。身体の強さを生かしたポストプレイに、自慢のスピードを駆使したチェイシング……。最前線の選手に任せたい役割はほぼ完璧にこなしていたと言ってよく、同選手は復帰早々フルスロットルのパフォーマンスを見せてくれた。
そして、なにより驚きだったのがそのトップスピードだ。ブンデスリーガ公式サイトによると、この試合でハーランドが記録した最高時速は驚異の36.30km/h。これは今季ここまでのブンデスで3位にランクインするスピードだ。復帰戦ということで万全のコンディションではなかったはずだが、これほどの数字を残すとはさすがハーランドと言わざるを得ない。

怪我によるブランクなどお構いなしにピッチ上で暴れるハーランド。これでまだ21歳というだから恐ろしい。

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