新体制で今季2度目のクラシコに臨むバルセロナ 注目は6500万ユーロの価値を持つ“救世主F・トーレス”

遂にフェラン・トーレスがバルセロナデビューを飾るか photo/Getty Images

起用は可能なようだ

今季2度目となるエル・クラシコが13日に行われる。リーグ戦ではないが、スペイン・スーパー杯と呼ばれるカップ戦であり、昨季のコパ・デル・レイ優勝クラブのバルセロナと昨季リーガエスパニョーラ2位のレアル・マドリードが対戦することになっている。

バルセロナとしてはリベンジのチャンスだ。今季の初対戦はロナルド・クーマン体制であり、1-2と敗戦を喫している。結果だけを見れば惜しい試合であったように感じられるが、ゲーム内容は相手に常に支配されており、終盤にセルヒオ・アグエロのゴールで1点を返すのが精一杯だった。

そこからシャビ・エルナンデスに監督が代わり、クラブレジェンドであるダニエウ・アウベスが復帰している。さらにフェラン・ジュグラといった新たな若手も台頭しており、戦力としてはアップしているはずだ。

また、総額6500万ユーロの移籍金が支払われることになる新加入のフェラン・トーレスにも大きな期待がかかる。獲得したものの登録ができず、起用できていなかった同選手だが、西『SPORT』によればクラシコでの起用は可能とのこと。さらに予想スタメンでは3トップの中央に名を連ねている。

センターフォワード、右ウイングでの起用が予想される同選手だが、得点を奪うという能力であればバルセロナでもトップクラスだろう。抜け出しから一気にゴールを決めるワンタッチゴーラーとしての資質の高さはスペイン代表や前所属のマンチェスター・シティで既に披露している。右サイドにはウスマン・デンベレやアウベスのような上質なクロスを上げる選手は揃っており、彼らとのホットラインに期待したい。

前節グラナダ戦ではまさかの引き分けと勝ち点を落としてしまったバルセロナ。それでも、レアルとのクラシコではグラナダ戦で見られなかったアンス・ファティやペドリ、前述したトーレスらは起用可能であり、若手たちの実力がリーガ首位のレアルにどこまで通用するのか注目だ。

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