メッシが抜けても俺がいる バルサの新たな中心となる男が開幕戦で躍動

デパイのキックからゴールが生まれた photo/Getty Images

リヨンから加入したデパイ

今季のオフで最大のニュースとなったリオネル・メッシのバルセロナ退団。キャプテンも務め、チームの中心となっていた“王様”の移籍は全世界に衝撃を与えた。

そんななか迎えたリーガ・エスパニョーラ開幕戦でレアル・ソシエダと対戦したバルサ。4-2と勝利したチームの中心には、新たな中心が攻撃のタクトを振るっていた。

その男が今季リヨンから加入したメンフィス・デパイだ。[4-3-3]のシステムで挑んだバルサで3トップの中央を任せられると、最前線や後方へ降りてビルドアップに参加。持ち前のテクニックやキッカーも務めるなどバルサ攻撃陣をけん引した。
昨季はリーグ・アンで20ゴール12アシストを記録した。フランスでもチームの中心となっていた男は、ビッグクラブの開幕戦でもその力を発揮。ゴールこそ奪えなかったものの、自身のキックから先制点をアシストするなど結果も残している。

メッシの退団で多くのバルサファンがショックを受けたことだろう。まだその傷は癒えてないだろうが、今後は新たなオランダ人に熱狂する日が来るかもしれない。デパイはそんな未来が想像できるようなプレイを開幕戦で見せた。

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