18日にブレシアへ加入することが発表されたイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、移籍理由や新天地での意気込みなどを明かした。
これまでインテルやマンチェスター・シティ、ミラン、リヴァプールなど数々の欧州名門クラブを渡り歩いてきた現在29歳のバロテッリ。2016年夏から戦いの舞台をフランスへ移し、昨季後半戦は日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユでプレイしていた。半年間でリーグ・アン15試合に出場し、8ゴールを挙げる活躍を見せていたが、短期契約だったためシーズン終了後に契約満了を迎えてフリーに。ブラジル行きなども噂されていたが、新天地は幼少期にプレイした経験がある昇格組のブレシアに決まった。
伊『sky sport』などによると、インタビューに応じたバロテッリは古巣復帰について「オレは本当に、本当に幸せだ!」とコメント。そして「代理人が(ブレシアと)交渉していることをオレに伝えてきた。オレはこのアイデアに、すぐに心が動かされた。だから、『絶対に行く』と彼に伝えたよ。これは心が決めた選択なんだ」と語った。
さらに「私の母は泣いていたよ。息子が夫の故郷のクラブのユニフォームを着てプレイするのが嬉しくてね。僕は家に帰ることができ、この数年間は一緒にいることができる」といった家族との裏話も明かしつつ「オレはフランスでここ数年間、やれることを証明した。ここブレシアでもチームをパワーアップさせることができるだろう。オレはフランスでゴールを量産してきた。4試合出場停止(昨季リーグ・アン最終節で受けたレッドカードの処分がイタリアでも適応されるため)なのは不運だったが、これをポジティブに捉えている。戦術やコンディションを上げるためのトレーニングに費やすチャンスを得たんだからね」と述べている。
イタリア代表復帰の野望も口にしていたが、はたしてバロテッリは故郷のクラブであるブレシアを躍進させることができるのか。“悪童”が今季、4シーズンぶりのセリエAで猛威を振るうかもしれない。
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