直近19試合で4ゴール、今季未だ無得点が続くワトキンス…… ELではPK失敗するもアストン・ヴィラ指揮官は擁護 「一番重要なのは、彼がチームのために自分の役割をどう果たしているかだ」

ヴィラでプレイするワトキンス photo/Getty Images

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得点不足が懸念されている

ELリーグフェーズ第1節でボローニャと対戦し、1-0の勝利を飾ったアストン・ヴィラ。プレミアリーグでは3分2敗、カラバオカップでもPK戦で負けていた同クラブは今シーズン初勝利を飾った。

ウナイ・エメリ監督率いるチームは今シーズン苦戦を強いられているが、そのなかで心配されているのがストライカー、オリー・ワトキンスの不調だ。昨季後半から調子を落とし気味の同選手は英『BBC』によると、ヴィラでの直近19試合で4ゴールに留まっているという。

今シーズンもここまでゴールを奪えていない状況が続いているなか、ボローニャ戦では自分で獲得したPKのキッカーを務めたが、失敗。自信を失っているのではないかという声も挙がっているが、エメリ監督はチームのストライカーを擁護しているという。
「彼は得点しなかったが、それは問題ではない。今日の彼の働きが、必ずやゴールにつながるんだ。彼が自分の役割を果たしてくれたので嬉しい。彼が頑張ってくれたことが一番だよ」

「彼はプレッシャーをかけ続けた。一対一の局面を作り出し、チャンスも掴んだ。PKも獲得したが、外してしまった。だが最も重要なのは、30分間自分の役割を果たすためにどうプレイしたかだ。彼は見事な仕事をした」

「彼は試合のたびに、今私が感じているのと同じ気持ちにならなきゃいけない。自分の仕事を果たしたから幸せだと。得点さえすれば、もっと気分が良くなるだろう」

「一番重要なのは、彼がチームのために自分の役割をどう果たしているかだ。今日は良い試合をした。得点こそなかったが、十分に良かった。これが第一歩だ」

今シーズンは苦戦が続いているが、実力は折り紙つきのワトキンス。1ゴールさえ生まれれば再び得点を量産するだけの力は十分にあるが、復活の狼煙を上げるゴールを今週末のフラム戦で挙げられるか。


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