仏4部ボルドーで《21戦11ゴール》の大奮闘 サラリー大幅減でも戦い続けたイングランドのベテランFWの1年間「稼いでいる金額よりも出費の方が多い」

ボルドーでプレイしたキャロル photo/Getty Images

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40代まで現役を続ける意向

深刻な財政難から経営破綻し、今季はフランス4部での戦いとなっていたジロンダン・ボルドー。かつての名門として寂しい現状だが、そんなチームを救うべく奮闘していたのが36歳の元イングランド代表FWアンディ・キャロルだった。

かつてはニューカッスルやリヴァプール、ウェストハムなどで活躍してきた大型FWキャロルは、昨夏にボルドーへ加入。プレミアリーグでプレイしていた頃に比べるとサラリーは大幅ダウンとなったようだが、それも4部に沈むボルドーとなれば仕方がない。

キャロルは以前ボルドーでの生活について次のように明かしていた。
「実のところ、稼いでいる金額よりも出費の方が多いんだ。家賃が手取りを上回っているからね。それはレディング時代も同じだったんだけどね。でもお金のことは気にしていないよ」

その状況下でもキャロルはチームを救うべく奮闘し、今季は21試合に出場して11ゴールとさすがの得点力を見せた。

しかし、ボルドーでの旅は今季で終わりだ。キャロルは家族との距離を近くすべくイングランドへの帰国を望んでおり、ボルドーとの契約は今季で満了となる。

ボルドー公式はキャロルについて「ボルドーは今季戦ってくれたキャロルに心から感謝を示したい。アンディは子供たちとより近くで過ごすべく、帰国を選んだ。我々はこの決断を深く理解し、尊重する。アンディ、ありがとう。ここはいつまでもあなたの故郷です。またすぐ会おう」とメッセージを送っている。

英『Daily Mail』によると、キャロルは40代までプレイを続けたい考えを持っているようで、現在はまだ36歳。残り5年ほどはキャリアを続行することになりそうで、次なる挑戦が楽しみだ。






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