インテルを苦しめた浦和レッズ、米メディアから賛辞 「決意と粘り強さ、献身的な守備を見せたことは称賛に値する」

インテルを苦しめた浦和 photo/Getty Images

後半ATに逆転許す

浦和レッズはクラブW杯グループステージ第2戦でイタリアの強豪インテルと対戦し1-2で敗戦した。

結果的にラウタロ・マルティネスのスーパーゴールと後半ATのバレンティン・カルボーニのゴールで逆転を許してしまった浦和だが、金子拓郎の突破から渡邊凌磨が先制点と奪うなど、欧州屈指の強豪相手に素晴らしいパフォーマンスを見せたと言える。

特に11分に先制してから同点に追いつかれるまでの守備のパフォーマンスが称賛されており、米スポーツ専門メディア『The Athletic』は「浦和はあらゆる困難を乗り越えてキヴ監督率いるチームからポイントを奪い取るところだったが、その決意と粘り強さ、献身的な守備を見せたことは称賛に値する」と浦和を讃えた。

さらに同メディアは後半の浦和のカウンターアタックにも言及。渡邊が中盤でボールを奪い、速攻を仕掛け、最後は松尾から再びパスを受けた渡邊がシュートを放つも、惜しくも枠外に外れてしまったシーン。追加点を奪えるチャンスだったが、浦和の選手たちが悔しがる時間すら惜しみ、全力で戻って守備の体制を整えた点を称賛している。

インテルはCL決勝まで戦い、長いシーズンを終えたばかりで疲労が溜まっていたことや主力選手の複数人が怪我、さらに指揮官交代と複雑な状況下での試合であったことは間違いないが、浦和は世界を驚かすパフォーマンスを見せたと言えるだろう。

初戦のリーベルプレート戦(1-3)に続き、インテル戦も敗戦したことで浦和のグループステージ敗退が決定したが、次のモンテレイ戦での勝利を期待したい。


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