「始まる前に終わってしまった可能性がある」 ノルウェーに3失点完敗のイタリア 伊紙が3大会連続でW杯出場を逃す可能性がある自国代表に警告

初戦でいきなり岐路に立たされたイタリア代表 photo/Getty Images

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3大会連続で逃すのは避けたいところだが……

現地時間6日に行われたワールドカップ北中米大会欧州予選グループI・第3節にて、イタリア代表は敵地でノルウェー代表と対戦し0−3で完敗した。

過去2大会連続でワールドカップ出場を逃しているイタリア。12年ぶりの本大会出場を目指し、ここまで2連勝と波に乗るノルウェーと対戦。しかしアトレティコ・マドリード所属のFWアレクサンデル・セルロートや、マンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドらの得点で前半だけで3得点を許し完敗。初戦にて早くもワールドカップ出場権の獲得に黄色信号が灯った。

イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は「前例のない危機。すぐにベンチで根本的な変化が必要だ」と見出しをつけて警告。「ワールドカップ予選が始まる前に終わってしまう可能性がある。 2位を獲得できると仮定して、プレイオフの試練に備えるべきだ」と指摘。「オスロで見た代表チームは恥ずべきものであり、すべてを疑い、最悪の事態を予想するのは当然だ」と3大会連続でのプレイオフ進出もありうることを語っていた。
続けて自チームのパフォーマンスについても言及。「これらが私たちであり、ただただ空っぽだ。ルチアーノ・スパレッティは混乱の中で限界に達したようだ。これらの状況に直面した場合、最も論理的な解決策は指揮官の根本的な変更だ。我々は昨年のEUROで敗れ、今回のオスロでは雨の中でほとんど例を見ないほどの惨敗を喫した。粉々になった代表チームを再びまとめ上げてくれるだろう」と監督の交代について触れていた。

そしてこの結果を受けてイタリアサッカー連盟はスパレッティ監督の解任を発表。イタリアは2回連続で欧州予選のプレイオフに回っており、2018年大会予選ではスウェーデン、2022年大会では北マケドニアに敗れている。3大会連続でプレイオフに進出することは避けたいところだが、ここから挽回できるのだろうか。

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