アーセナルはセットプレイで「ズル」をしている!? ライスは否定「他のチームもそうしてくる。それはゲームの一部」

コーナーキックのキッカーも務めるライス Photo/Getty Images

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セットプレイが大きな武器となっている

プレミアリーグ6節までを終え、3位につけるアーセナル。いまだ無敗を継続しており、第6節レスター・シティ戦では後半に一時追いつかれながらも終了間際に突き放し勝ち点3を獲得。2位マンチェスター・シティと勝ち点で並んだ。

そんなアーセナルの大きな武器となっているのがセットプレイだ。レスター戦でも勝ち越しゴールとなるウィルフレッド・エンディディのオウンゴールをコーナーキックから誘発したほか、第4節トッテナム戦、第5節マンチェスター・シティ戦でもガブリエウ・マガリャンイスが重要なゴールをコーナーキックから決めている。

相手GKを巧みにブロックするやり方は賛否あり、このやり方は「ズル」だと主張する人もいる。しかしMFデクラン・ライスは、ルールを破っているわけではないと反論した。英『Evening Standard』が伝えている。
「やれるときには、セットプレイのやり方について少し練習していると思う。もちろん試合のスケジュールを考えると、芝生の上で実際に練習するのは本当に難しい。何をするかについては、内部で話し合っているだけだ」

「僕らがブロックしたりファウルしたりするといつも議論があるようだ。今季セットプレイから僕らが挙げたゴールについては、ファウルは1つもなかったと思う。時々ファウルを狙っているとか、セットプレイでブロックしているからズルをしていると指摘する人がいる。でもそれはゲームの一部だ。相手チームも我々にそうするし、こっちは相手の弱点を突こうとしているだけだ。僕らはまた(レスター戦で)それをやる方法を見つけた」

アーセナルは昨季セットプレイから22ゴールを挙げ、もっともセットプレイから得点をとったチームとなった。今季もここまでセットプレイは大きな武器となっている。ライスは「ゲームの一部」と言ったが、アーセナルもかつてGKをブロックされて失点したことがあり、そこまでがルールの範囲ならば自分たちもギリギリまでやろうということなのだろう。パターンも豊富で見応えがあり、今季はどこまでセットプレイからの得点数を伸ばすかも見どころとなる。



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