ヴィニシウス不在時の方がゴールを決めやすい? ロドリゴの活躍で気になるレアル・左サイドの使い方

ロドリゴは確かに成長しているが…… photo/Getty Images

ムバッペ加入なら配置はどうなる

まだパフォーマンスに少しばかり波があるものの、レアル・マドリードFWロドリゴ・ゴエスは今季全コンペティションを合わせて15ゴールを奪ってきた。今ではレアルの主力であり、順調に成長していると言えよう。

ただ、レアルは今夏にパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ獲得へ動くとも言われている。ムバッペが加わった場合は前線の序列、形にも変化が出てくるだろう。

スペイン『MARCA』が気にかけているのは『左ウイング』の争いで、ロドリゴに関しては明らかに左サイドでプレイしていた時の方がパフォーマンスレベルが良いと主張している。
今季のレアルはウイングポジションを配置しないシステムでも戦っているが、アタッカーが中央から左サイドへ流れてボールを受けるケースは多い。主にレアルではヴィニシウス・ジュニオールがこの役割を担うが、ロドリゴもこの動きは得意だ。しかも今季のロドリゴはヴィニシウス不在時の方がよく得点を決めているのだ。

今季のヴィニシウスは9月、11月に数試合を怪我で離脱しているが、ロドリゴはヴィニシウス不在だった11月のカディス戦で2ゴール1アシスト、グラナダ戦で1ゴール、ビジャレアル戦で1ゴール、さらにヴィニシウスが累積警告の影響で不在だった直近のアスレティック・ビルバオ戦でも2ゴールを記録。

チャンピオンズリーグ・グループステージでも、ロドリゴはヴィニシウスが欠場していたナポリ戦で1ゴールを奪っているのだ。

ムバッペも左に流れてボールを受けるのが得意なため、このあたりは調整が難しい。ロドリゴは中央、右サイドでも問題なくプレイできると考えられているが、やはり1番良いエリアは左サイドから中央にかけてか。

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