チェルシーからミランの移籍は大正解 キャリアハイの得点数関与するプリシッチに訪れた全盛期

ミランで活躍するプリシッチ photo/Getty Images

昨季はチェルシーで1ゴールのみだったが……

首位を走るインテルとは差をつけられてしまったが、ミランも悪いシーズンを過ごしているわけではない。10日にエンポリを撃破し、ついにユヴェントスをかわして2位へ浮上した。

エンポリ戦で決勝ゴールを決めたのは、今季よりチームに加わったFWクリスティアン・プリシッチだ。右ウイングの定位置を確保しているプリシッチは、これで今季リーグ戦8ゴール目。アシストも合わせると8ゴール6アシストとなり、キャリアハイとなる14ゴールに関与している。

これまでのキャリアハイ得点関与数はチェルシー時代に記録した9ゴール4アシストとなっていて、それをミラン1年目に更新したことになる。ビジャレアルから獲得したサミュエル・チュクウェゼが思うようにフィットしない中、プリシッチが右サイドでフィットしたのは大きい。
AZから獲得したMFタイアニ・ラインデルス、ザルツブルクから獲得したFWノア・オカフォー、チェルシーから獲得したMFルーベン・ロフタス・チークも個性を発揮していて、昨夏の補強はまずまず当たったと言えるのではないか。

プリシッチも昨季はチェルシーでリーグ戦1ゴールに終わっていたため、ミラン移籍は正解だったと言える。1年目から攻撃の中心となっており、キャリアハイとなるリーグ戦二桁得点も見えてきている。

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