カシージャス、V・バルデスに続いて称賛されるべきスペインのベテランGK 40代で戦うELの舞台

ビジャレアルでプレイするレイナ photo/Getty Images

今季はELの試合を担当してきた

ラ・リーガの方ではほとんど出番ないが、ビジャレアルでカップ戦担当GKとして奮闘を続けているのがペペ・レイナだ。

リヴァプールやナポリ、ラツィオ、バルセロナ、ミラン、バイエルンなど複数のトップクラブで戦ってきたレイナも41歳と大ベテランの年齢だが、現在もビジャレアルの貴重な戦力だ。

今季のビジャレアルはヨーロッパリーグに参戦していて、レイナはグループステージから全試合を担当してきた。レイナはチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、前身のUEFA杯など多くの欧州カップ戦をこなしていて、英『The Sun』によれば欧州カップ戦での通算出場試合数は192試合を数える。
この数字に近いのは、現在サウジアラビアでプレイしているFWクリスティアーノ・ロナウドだ。マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードなどで戦ってきたロナウドはMr.チャンピオンズリーグと呼ぶにふさわしい存在で、ヨーロッパリーグなども併せた欧州カップ戦では通算197試合をこなしている。レイナはこの数字に残り5試合だ。

もっとも、今季中の達成は現実的ではない。ビジャレアルは先日行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでマルセイユに0-4のスコアで大敗していて、ここからの逆転はあまりにハードルが高い。

ここまで数字を重ねてきただけでも凄いが、41歳を迎えているレイナのキャリアはまだ続いていくのか。世代の近いところにイケル・カシージャスやビクトール・バルデスらがいたこともあってスペイン代表でのキャリアも限られてきたが、世代を代表する特別なGKであることは間違いない。今もトップリーグで戦っているレイナももっと評価されるべきGKだろう。

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