驚異の“80試合連続出場” 6年前よりフランス代表で休みなしの鉄人グリーズマン

ドイツ戦でもゴールを決めたグリーズマン photo/Getty Images

親善試合のドイツ戦でもフル出場

12日に親善試合でドイツ代表と対戦したフランス代表は、惜しくも1-2で敗れた。

このゲームでは監督交代があったばかりのドイツにスポットが当たっていたが、追撃のゴールを決めたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンにも注目したい。

今回のドイツ戦はあくまで親善試合だが、グリーズマンはキャプテンマークを巻いてフル出場を果たしている。7日に行われたEURO2024予選のアイルランド戦にもフル出場していたため、今週の代表マッチウィークでは180分間のフル稼働だ。
ただ、鉄人グリーズマンにとってこれは当たり前のことなのだ。スペイン『Mundo Deportivo』も稼働率を絶賛しているが、グリーズマンは2017年の8月より代表戦を1試合たりとも欠場していない。

最後に出場しなかった代表戦は2017年6月に行われたイングランドとの親善試合で、そこからグリーズマンは実に80試合連続で代表戦に出場している。

2大会連続でファイナルまで進んだワールドカップ2018、2022年大会の両方ともグリーズマンはグループステージから7試合連続で出場しており、とにかく休まないのだ。

それは親善試合でも同じで、グリーズマンは代表デビューした2014年より急ピッチでキャップ数を伸ばしてきた。今では代表通算123試合出場まで数字が伸びており、GKウーゴ・ロリスが持つフランス代表通算最多の145試合も射程圏内か。32歳のグリーズマンに衰えの色は見られず、むしろ中盤まで顔を出す攻守両面に貢献できるプレイヤーへと進化を遂げている。今回のドイツ戦では得点も記録しており、この稼働率は絶賛されるべきだろう。

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